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バンコクの知られざるパワースポット、サーンラックムアンにお参りに行って来た!

更新日:3月1日

サワッディーカ!バンコク在住の撮影コーディネーター、みのりです。師走ですね~。


今日(2022年12月22日)は冬至。1年の内で一番夜が長い日です。柚子湯に入るとか、カボチャを食べるとか、日本では昔から冬至の日にすると良いと言われている事がいくつかありますよね。実は神社仏閣に参拝するのにも良い日なのだと耳にしたので、デスクワークを片付けいそいそと身支度を整えお参りへ~!


…と言っても、もちろん日本の神社へは行けないので(笑)、私が向かったのはバンコクのサーンラックムアン、日本語に直訳すると「市柱の社」です。


市柱?なんだそれ??って感じですよね。(笑)


タイ王室は昔、仏教だけでなくインドの古代宗教バラモン教も信仰しており、バラモン教の影響を受けた儀式を様々な行事に取り入れていました。この柱もその一つ。遷都し新しい都を築く時にはまず街の中心地に柱を建て、氏神様に祈りを捧げて都の繁栄を祈願をしたんです。日本の地鎮祭の考え方と似ていますね。


この社に祀られているのは1782年にラマ1世がトンブリからバンコクに都を移した時に建てたもの。厄除け、仕事の成功、金運アップなどに特に御利益があるとされているそうで、今日でもタイの人たちにとっては人気のお参りスポットになっていますが、外国人にはほとんど知られていない「バンコクの知られざるパワースポット」という訳なんです!


まずはお参りに欠かせないお参りセットを敷地内の売店で購入。



蓮の花、お線香とロウソクのセット、金箔、5色の布、マリーゴールドの花輪、油がワンセットで60バーツです。



ちなみにゲートの外にも蓮の花やお線香などを売りに寄って来る人が何人かいますが、売店でフルセット購入する方が良いので中で購入することをおススメします。


売店の横にはお参りの順番とやり方が書かれた看板がありました…が、タイ語オンリー。下にQRコードがあったので、もしやここから英語バージョンにアクセスできるとか?!と思ってやってみましたがページがクローズされていました。


英語のページが復活するまでタイ語読めない方には参拝の手順が分かりにくいのがちょっと残念ですが、結局一番大事なのは手順よりも気持ちですからね!(笑)



私もお参りセットを購入しお参りして来ました~!



まずはお堂の中の仏陀に蓮の花を供え。



次は外の仏像にお線香とロウソクを供えて金箔を貼り貼り。



その奥にある市柱を模造した柱に縁起物とされている5色の布を巻きます。これは4本の内どれに巻いてもOK。



そしてとうとう市柱が祀られている社へ。



中に入ると黄金の立派な柱が…あれ?2本??



そうなんです。実は後にラマ4世がこの社を建て直した時に、もう一本柱を建てたのだそう。写真手前の短い方がラマ1世が建てたもの、奥の長い方がラマ4世が建てたものになります。


皆さん四方向好きなところからお参りしているようでしたが、私が戸惑っていたらここの見張り係のおばちゃんが寄って来てコソッと「あちら側からお参りしなさい。あっちが北側だからね。そしてお参りが終わったらマリーゴールドの花輪はここにお供えして。」と教えてくれました。


なんだか特等席でお参りできたような気分になって更に気持ちが上がりました~!優しいおばちゃんに感謝。


バンコクを守ってくれている神様に、また今年も1年間無事に過ごせたことへのお礼と来年の目標をお伝えすることができて良かった~♪


市柱のお参りが終わったら、最後は曜日によって違ったポーズをしている仏様に油をお供えです。



自分の生まれた曜日の仏様にボトルの半分、残り半分は好きなところに注いでOKとのことでした。



これで完了!



お参りの後にはお守り屋さんでお守りもゲット!色んなものがありましたが、私はお財布に入れられるカードタイプの物を選んでみました。こちらは89バーツ。なんとなく縁起良さそうです。(笑)


実はここ、タイで最も有名な観光スポットのエメラルド寺院や、巨大な涅槃像で有名なワットポーの直ぐ近くにあるんです。そして入場料は無料!皆さんもバンコクで寺院巡りをする際にはサーンラックムアンをルートにプラスして、バンコクの守り神様に旅の安全を祈願されてみてはいかがでしょうか。


社情報<Bangkok City Pillar Shrine>

場所:MRTサナームチャイ駅より徒歩約13分、エメラルド寺院より徒歩2分

   2 Lak Muang Rd., Phra Brom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok

電話番号:02-222-9876(内線116)

営業時間:6:30~18:00

入場料:無料

定休日:無し

Website:クリック

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